【夜勤の腰痛】はなぜ起こる?知っておくべき3つの主要原因

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【夜勤腰痛】はなぜ起こる?知っておくべき3つの主要原因


夜勤で働いている皆さん、こんな経験はありませんか?

「最近、どうも腰が重くて痛いな…」「朝起きると腰がガチガチになっている…」

実は、これはあなただけの悩みではありません。

夜勤業務に携わる方々の実に約85%が、何らかの形で腰痛を経験しているというデータがあります。

昼夜逆転の生活は、想像以上に私たちの体に大きな負担をかけているのです。

本記事では、なぜ夜勤と腰痛がこれほどまでに深く関係しているのか、その根本的な原因を3つに絞って詳しく解説します。

あなたが抱えるその腰痛は、決して気のせいではありません。その原因を知ることで、効果的な対策を講じるための第一歩を踏み出しましょう。

目次

1. 自律神経の乱れと筋肉の緊張

夜勤による昼夜逆転生活は、自律神経のバランスを崩し、交感神経が優位な状態を保ちます。

これにより、腰回りの筋肉が常に緊張して硬くなり、血行が悪化することで腰痛を引き起こします。

昼夜逆転が引き起こす自律神経の乱れ

夜勤を始めると、多くの人が最初に直面するのが「自律神経の乱れ」です。

私たちの体には、活動時に優位になる「交感神経」と、リラックス時に優位になる「副交感神経」という2つの自律神経があります。

通常、日中は交感神経が働き、夜間は副交感神経が優位になって体を休ませるのですが、夜勤ではこのリズムが完全に逆転してしまいます。

交感神経の優位が筋肉を硬直させる

夜間に働くことで、本来リラックスモードに入るべき時間帯に交感神経が常に高い活動レベルを維持します。

これにより、全身の筋肉、特に腰回りの筋肉が常に緊張した状態に置かれます。

交感神経が優位になると、血管が収縮し、血流が悪化します。

血流が悪くなると、筋肉に必要な酸素や栄養素が届きにくくなり、代わりに疲労物質である乳酸などが蓄積しやすくなります。

この状態が慢性的に続くと、腰の筋肉は硬くこわばり、ちょっとした動作でも腰痛を引き起こしやすくなるのです。



2. 睡眠の質低下による回復力不足

昼間の睡眠は、夜間の睡眠に比べて成長ホルモンの分泌が少なくなり、日中に疲労した筋肉や組織が十分に修復されません。

この疲労の蓄積が、慢性的な夜勤腰痛の原因となります。

昼間睡眠と成長ホルモンの関係

夜勤をしていると、日中に睡眠を取ることになりますが、この「昼間の睡眠」が、夜勤腰痛のもう一つの大きな原因となります。

私たちの体は、夜間に深い眠り(ノンレム睡眠)に入っている間に、成長ホルモンが最も多く分泌されます。

この成長ホルモンは、日中に疲労した筋肉や細胞の修復、再生に不可欠な役割を担っています。

疲労が蓄積し、腰痛につながる

しかし、昼間に寝る場合、夜間に比べて深い眠りに入りにくく、成長ホルモンの分泌量も減少することが多くの研究で指摘されています。

昼間の明るさや騒音、そして何よりも体内時計が夜の休息モードになっていないことが影響します。

その結果、本来であれば睡眠中にしっかりと回復されるべき腰の筋肉や、日中の負担で微細に損傷した組織が十分に修復されず、疲労が蓄積したままになってしまいます。

この「疲労の積み重ね」こそが、慢性的で治りにくい腰痛につながるのです。



3. 長時間同一姿勢と骨盤の歪み

立ちっぱなしや座りっぱなしといった長時間同じ姿勢が続くと、特定の腰回りの筋肉に負担が偏り、骨盤が歪むことがあります。

この骨格の歪みが原因で、慢性的で治りにくい腰痛を引き起こします。

同じ姿勢が腰に集中する負担

夜勤業務の多くは、立ち仕事や座り仕事など、長時間同じ姿勢を保つことが求められます。

例えば、工場でのライン作業、警備、デスクワークなどです。この「長時間同一姿勢」が、腰への負担を特定の部位に集中させ、腰痛を引き起こす大きな要因となります。

骨盤の歪みが腰痛の温床に

立ちっぱなしの姿勢が続くと、重力によって背骨のS字カーブが失われ、腰椎(背骨の下部)に直接的な圧力がかかります。

一方、座りっぱなしの姿勢では、骨盤が後ろに傾きやすくなり、背骨が猫背のように丸まります。

この状態は、腰椎を支える筋肉に過度な負担をかけ、骨盤の歪みを招く原因となります。

骨盤が歪むと、体の重心がずれてしまい、腰回りの筋肉のバランスが崩れ、腰痛が起こりやすくなるのです。



おわりに

夜勤による腰痛は、単なる疲れや加齢のせいではなく、生活リズムや身体の使い方に深く関係しています。

今回ご紹介した「自律神経の乱れ」「睡眠の質の低下」「長時間同一姿勢による骨盤の歪み」は、どれも見過ごされがちですが、腰痛の根本原因となり得る重要なポイントです。

まずは自分の生活習慣を見直し、小さな改善から始めてみましょう。

例えば、仮眠の質を高める工夫や、勤務中のストレッチ、姿勢を意識するだけでも、腰への負担は大きく軽減されます。

夜勤という働き方を選んだからこそ、体の声に耳を傾け、無理なく続けられる環境づくりが大切です。

腰痛に悩まされない夜勤ライフを目指して、今日から一歩踏み出してみませんか?



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